下痢を起こした時に良い食材

下痢を起こした時の症状と対策

 

やわらかい水分の多い便が出る時を下痢といいます。

 

排便の回数が多くても、水分の多い便でなければ下痢とはいいません。

 

下痢の原因としては、大腸の運動が亢進し、水分を十分に吸収できないものが一番多いです。

 

感染、アレルギー、慢性の腸疾患、消化酵素の欠損、ストレス、冷えなどが誘因となります。

 

近年は過敏性腸症候群といって、潰瘍などがないにも関わらず、精神的ストレスから大腸の機能に異常が生じ、腹痛や下痢、便秘などに悩む人も増えています。

 

下痢に良くない食事は、

 

◆冷たいもの
◆繊維の多い野菜や果物
◆豆類
◆卵
◆脂肪の多いもの
◆刺激物(コーラやコーヒー、アルコールなど)
◆一度にたくさん急いで食べる

 

ことなどです。

 

下痢の時効果のある食べ物

 

【バナナ】
バナナに含まれるペクチンは水に溶けやすいという利点を持つ食物繊維の一つで、整腸作用や粘膜を保護する働きがあります。

 

果物でも、かんきつ類に多いクエン酸は胃腸を刺激し下痢を悪化させますが、バナナには酸が少ないので安心です。

 

甘味があって食べやすく、消化も良く、下 痢のも便秘にも有効で、エネルギー源になる手軽な食べ物といえます。

 

【リンゴ】
リンゴには食物繊維のペクチンが多く含まれています。

 

ペクチンは、ジャムにしたときとろりとなる成分で 、腸の粘膜を保護する働きがあるので、おなかをこわしたときに最適です。

 

また、ペクチンは便秘予防にも効果があり、リンゴは下痢の時にも便秘の時にも体にやさしい食べ物と言ってよいでしょう。

 

【ヨーグルト】
ヨーグルトは牛乳を乳酸菌によって発酵させたものです。

 

ヨーグルトや乳酸飲料は有用な乳酸菌やビフィズス菌を増やし、腸の働きを整えます。

 

健康維持のためにはこのビフィズス菌が腸内に多く棲息していることが大切です。

 

乳糖を分解する酵素を持ち合わせていない人は牛乳を飲むと下痢をしますが、ヨーグルトは乳糖の多くが乳酸に変化しているので安心して利用できます。

 

【ニンジン】
生のニンジンジュースを飲むと、さわやかでおなかもすいてきます。

 

ニンジンは古くから胃腸に良いといわれていますが、消化器の病気、特に下痢の場合、ゆでたり、煮たりしたニンジンを裏ごししたものは回復を助けます。

 

ニンジンの下痢に対する作用は、食物繊維の仲間であるペクチンやリグニンによるものです。

 

固い食物繊維は腸管を刺激するので避けなければいけませんが、ペクチンのような水溶性のものは、消化器の粘膜を保護する働きがあります。

 

【ジャガイモ】
ジャガイモもリンゴと同じように、下痢にも便秘にも良いおなかにやさしい食物です。

 

主成分は糖質ですが 、その他にビタミンB群、Cが含まれています。

 

ジャガイモに含まれているペクチンは水に溶けやすい食物 繊維で、消化器の粘膜を保護する働きがあります。

 

また、デンプンも多いのでエネルギー源になりますが、量の割にはエネルギーが少ないことが特徴です。

 

ごはんのかわりにジャガイモを食べることは食べ過ぎ予防とした、ダイエットにも適しています。

 

【うどん】
うどんは小麦粉から作るので、少し煮込むと口当たりがやわらかく、消化吸収も良いので、食べやすく手近なエネルギー源となります。

 

下痢をしているときは食事の量も控えがちですが、それは必ずしもよくありません。

 

体力が低下すると、回復が遅れ、治りも遅くなるからです。